感じる彼の姿に…ジワジワ芽生える独占欲に駆られた彼女攻めえっち (ページ 11)
次に起きたときには、布団をかけられていて時計の針もかなり進んでいた
だけど、まだ身体に残っている感覚
彼は私が目覚めたことに気づいていないのか半裸の状態でリラックスして煙草を吸っている
煙草は嫌い、でも馨が煙草を吸っている姿は、どうしてか色っぽくていつも見つめてしまう
ふわりと宙に上ってく紫煙
むくっと起き上がり後ろから馨に抱きつく
「いきなり抱きついたら灰落ちちゃうよ?」
そういいながらも気を遣って煙草を消してくれる
まだその絵になる姿を見ていたい気もしたけど、やっぱり優しい彼が愛しくて
「ねぇ馨、私も好きだよ」
そんな風にさっき言えなかったことを伝えれば、はにかんだように目を逸らされる
かと思えば煙草の香る唇でキスをされた
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