「いやならよけろ」地味で真面目が取り柄の私に部長が教えてくれる大人の遊び方 (ページ 3)
挑発的な目に、坂本のオトコの部分がくすぐられた。
「っ、後悔しても知らないから。」
いわゆる壁ドン、泣いている智子の背後にドンと手をついて顎クイ、彼女の顎に手を添えてクイっと持ち上げた。
「いやならよけろ。」
「なに、をっ、んっ!?』
避ける間もなく智子の唇に坂本の唇が重なった。
「んん、__」
ふぁっと開いた口のスキマから坂本の舌が滑り込む。
歯茎をなぞられるとなにかぞくぞくしたものが背中をかけた。
『こんなの、知らない』
はじめてだらけの感覚に智子は戸惑った、と同時にえも言われぬ興奮に体が包まれるのを感じた。
「ほら、男をあおるとこういうことになる。わかったら君はそのままでいいんだよ。」
長い口づけから顔を上げ坂本が微笑んだ。
「送ってあげるから、帰ろう?」
ぐいっ、坂本のスーツのすそが引っ張られた。
「ん、どうした?立てない?大丈夫?」
心配そうに覗き込む坂本に智子は強引なキスを返した。
「部長、この先も教えてください。」
「なにを・・・」
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