誰にも言えないOLの秘密…スリルと快感の通勤電車 (ページ 2)

乗客の疎らになった車両の中、死角になるボックス席。

隣同士に座った途端、カズヤの手が私の体をまさぐり始める。

さっきよりもずっと大胆に、興奮しきった手つき。

コートもブラウスもボタンを外されて、ブラジャーをずらされて。

感じて尖ってしまっている乳首を摘まれて、引っ張られて。

恥ずかしい、誰か来たらと思うほど、感度が上がって。

「マイさんがこんなにいやらしい女だったなんて」

「んっ……んっ、ぁ、だってぇ……カズヤさんがぁ……っ……」

私にペニスを握らせて扱かせながら、意地悪そうな口調で。

彼の膝に座るように促されて、いきり立つペニスの先に秘部を宛てがい、腰を落とす。

指より何倍も太くて熱い塊が、膣内を押し広げてくる。

「……っ……!」

「声出しちゃだめだよ」

カズヤの指が私の唇をこじ開けて入ってくる。

私の愛液まみれ。いやらしい香り。

もし今、誰かがここを通ったら。

いつもの満員電車では味わえないほどのスリル。

彼の指をしゃぶり、噛んでまで声を堪えているのに、体を繋げたまま、執拗にクリトリスを弄られて。

私はもう、限界だった。

「ふぅ……うう、んんんっ………んぁ…ぁ…!」

「……っ……出る……っ!」

膣内に熱い液体が注ぎ込まれたのが分かる。

(私がこんなこと、しちゃうなんて……)

繋がっていた身体を離し、衣服を整え終わった頃、目の前の席に座ったのは、OL風の女性。

ここで何が行われていたかも知らずに、スマホゲームを始めている。

「……あ!」

OLで思い出した。とっくに始業時間を過ぎてしまっている。

とりあえず午前の休みを連絡しなければいけないと、私は慌てて電車から降りた。

視界の端で、カズヤが軽く手を挙げたのが見えた。答えている暇はない。

「マミ、また綺麗になったんじゃない?」

「思った!なんだか肌も髪もツヤツヤって感じ!」

昼休みに、繰り返される話題のひとつ。

性生活の充実だなんて、言えないから。

「リンパマッサージにはまってるんだ」

なんて、今日も適当な口実で誤魔化しておく。

私だって、周りの子だって、一見したら普通のOLであり、女性。

だけど、もしかしたらみんな、人には言えない性癖を抱えているのかもしれない。

通勤ラッシュを楽しみにしている、私のように。

End

-FIN-

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