媚薬で敏感になった体を彼氏にジワジワ責められて…恥ずかしいのに感じちゃう!
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媚薬で敏感になった体を彼氏にジワジワ責められて…恥ずかしいのに感じちゃう! (ページ 1)
『結衣に話がある。今日、俺のうちに来られるか』
私の携帯に届いた彼氏からのメッセージ。
彼…修哉と私は同じ会社で働いているけれど、今日の彼は直行直帰。
修哉からのメッセージを受けとった私は、仕事帰りに彼のマンションによることにした。
(『話がある』かぁ…)
会社の近くにある修哉のマンションをめざしながら、私はため息をついた。
…きっと修哉の耳にも届いちゃったんだ、あの噂が。
実は今社内では、平凡な私がイケメンで仕事ができる修哉と別れたがっている、一体なぜ?贅沢(ぜいたく)な!という噂が流れている。
私は大すきな修哉と別れる気なんてない。
なのに、そんな噂が広まってしまった原因ならわかってる。
修哉と恋人同士になって…ますます彼に惹かれていき、だからこそ!
「修哉が素敵すぎてつらい。すぐに飽きられて別れを切りだされたらと思うと、日々不安でしょうがない」
という悩みを私は、口の堅そうな女性社員の一人に話してしまった。
そしたら、すぐに噂になっちゃった。
しかも噂は『結衣さんは修哉さんの恋人でいることに不安を感じるから別れたい。だけど別れを切りだせずにいて毎日つらい』といった内容に変わっていた。
修哉の耳にも届いてしまったのなら、一刻も早く誤解を解きたい。
今日は週末で明日は会社も休みだから、時間ならある。
私は彼の自宅へと急いだ。
「いらっしゃい、結衣」
修哉のマンションに到着した私は、玄関ドアを開け私を出迎える彼の、なんだかいつもと違う、思いつめた表情から直感する。
(やっぱり修哉は、私が彼と別れたがっているって噂を聞いてしまったんだ。きっとそう)
あせる私の頭の中は「誤解を解かなくっちゃ…」って気持ちでいっぱいになる。
「あのね、修哉…。私も話したいことが…」
「お茶、用意してあるから。中、入って」
部屋に入るようにうながされ、ここは玄関でまだ靴も脱いでいなかったことに気がつく。
せっかく修哉がお茶を準備してくれたそうだし、きちんと説明するなら立ち話じゃないほうがいいよね。
私は室内で、あの噂は私の意思とは違うと伝えることに決めた。
まさか、彼の部屋であんなことになってしまうなんて予想もできなかったから。
*****
きちんと整理された修哉の部屋。
彼がいれてくれた紅茶はいい香りがして、緊張していた私の心を少しやわらげてくれた。
茶葉の香りだけじゃなくて、フルーツの甘い香りもするような…。
私はお茶にそれほどくわしくないけど、フレーバーティーなのかな?
差しだされたティーカップを受けとり、美味しいお茶を飲みはじめたところで…なんだか頭がボーッとしてきた。
私、これから修哉に説明しなきゃいけないことがあるのに。
意識が遠のくなか、修哉のつぶやく声が聞こえた。
「別れるなんて、俺は認めないよ。せっかく手に入れた結衣を手放したりしないから」
(……っんん!ここは…修哉の寝室、だよね?)
気がつくとベッドに寝かせられていた私は、あわてて体を起きあがらせようとした。
でも、できなかった。
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