寝ている間に視界も自由も奪われ蹂躙される渇望叶う時
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
寝ている間に視界も自由も奪われ蹂躙される渇望叶う時 (ページ 1)
ん・・・
鈍い痛みと不自由さで目が醒めた。
・・はずだが、何も見えない。
目はアイマスクのようなもので覆われているようだ。
手首はタオルのようなもので縛られている。
どうやらベッドのヘッドボードかなにかに括り付けられているようだ。
「え・・な・・んで・・?」
わけが分からず身じろぎをする。
「・・目が覚めた?」
耳元で聞き慣れた声。
「・・え?・・遠夜先輩・・?」
「・・もしかして、覚えてない?」
胸を這う唇の感覚。
目が見えないからか、いつもより敏感に感じる。
「ンッ・・ふ・・」
舌の先が、乳首を避けるようにその周りを丹念に舐める。
「ヤッ・・あ・・ぅん」
楓がビクン、と体を反らせる。
「・・こうされたかったんだろ?」
彼が胸の先端に歯を立てる。
先端に走る鋭い痛み。
「ヒッ・・!・・ァッ・・」
遠夜が胸から口を離し、今度は耳朶を甘噛みしながら、楓の耳元で囁く。
「抱いて欲しいって、誘ったのは楓だよ?」
「ふ・・あぁ・・」
そうだ。
思い出した。
コメント (0)