大喧嘩の後の愛おしさが込み上がる仲直りエッチ
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
大喧嘩の後の愛おしさが込み上がる仲直りエッチ (ページ 1)
賢二と結婚を前提に同居を初めて、半年以上が経つ。
お互い、自分達はラブラブだと感じる反面、ケンカもちょこちょこする。
だけどある日、初めて怒鳴りあいの大ゲンカをしてしまい、賢二が家を出て行ってしまった。私も、その時は頭がヒートアップしていたからか、引き止めることはしなかった。
翌朝、頭が冷えた私は携帯を手に取り、ケンカした際の対処の仕方などを、某掲示板で調べ尽くした。
しかし頭に残ったのは、途中で立ち寄ったブログの記事内容で、そこにはケンカして家を出て行った旦那さんが事故に遭って、二度と帰って来なかったという、心が張り裂け添うな内容だった。
もし、賢二が二度と帰って来なかったら……?
私は、すぐさまメッセージアプリを開き、メッセージを打った。
(昨日はごめんなさい。お願いです。帰って来て下さい)
既読が付いてから数時間後、賢二からメッセージの返信があったが、そこには私が期待していたこととは反対の文章が並んでいた。
(帰ってこいって、何言ってるんですか?
こっちは怒りがおさまりません。
色々解約したり、話したいことがあるので、今から家に行きます)
いつもは優しい彼からの冷たいメッセージ。
解約って、何?私とはもう、居られないってこと……?
色んなことが頭の中で渦巻いて、私はその場で泣き崩れた。
数分後、帰ってきた賢二。
その顔は、冷めきった表情で、私は怖くなって身体が震えてしまった。
「話だけど、沙樹はもう俺とは居たくない?
ケンカの時、怒鳴りながら思い出のぬいぐるみとか踏みつけてたのを見て、今までの沙樹との思い出が踏みにじられた気分になったよ」
「ごめんなさい。
あの時は私も腹が立ってて……今日、たくさん反省したよ。
だから帰って来てって、連絡したの……ッ、
私は賢二と……グスッ、ずっと一緒に、いたいよぉ……」
我慢していたけど堪えきれなかった涙が溢れ出て、一番伝えたかった言葉が情けない声量と共に漏れた。
そんな私を、賢二はいつものように優しく抱き締めてくれた。
「うん。もう、終わりにしよう。
そんなに泣かれちゃ、怒れないよ……。
ごめんね沙樹。
俺も沙樹と、ずっと一緒にいたい」
「うぅっ……賢二、ごめんね。
ごめんね……っ」
私の泣きじゃくりが止むまで、賢二は強く抱き締め、優しく頭を撫でてくれた。
「落ち着いた?」
「ん……」
「一日離れてただけなのに、沙樹に触ったの久しぶりな気がする……。
ごめん、沙樹。
今、すっごい沙樹のこと、独り占めしたい」
そう言って賢二は、私を膝の上に乗せて抱き締めた。
彼の股間に、私の膝が当たった。
そこはもう、はち切れんばかりに膨れ上がっていた。
「うん、いいよ……。
私を独り占めして下さい」
そう告げた矢先、私の唇に賢二の温かい唇が、重なっていた。
コメント (0)