ご主人様が身体を犯して下さる、それだけが私の生きる悦びでございます―首輪と快楽で縛られた耽美で淫靡な愛のカタチ (ページ 7)
自分で言ってしまった台詞にぞくぞくと鳥肌がたつほど感じてしまいました。
ご主人様はこの上なく意地悪な笑みを浮かべて私の中に入ってきてくださいました。
「あぁっ!ご主人様、ああ、また…。」
挿入されてすぐにやって来た絶頂感に私は自分の腰を止められません。
「あああっ!!イッちゃいます!」
ご主人様が一際強く腰を打ち付けてこられ、私はまたイッてしまいました。
もう外を見ている余裕もありませんでした。
ご主人様が体を離してホテルのソファに屹立したものを惜しげもなくさらしたまま、どかっと座られました。
私がまた勝手にイッてしまったことを怒っていらっしゃるのかと少し不安がちらつきました。
ご主人様は少し笑って思案しているようにも見えます。
「ほら、私はまだイッていない。こっちにきなさい。亜希。」
ご主人様はそう言うとチョーカーについている鎖をぴんと引いてくださいました。
「はい、…ご主人様…。」
ご主人様は真綿で優しく縛り付け、私を惹き付けて犯してくださる。
私はイッたばかりの気だるい体を四つん這いにし、乾いた唇ぺろっと舐めてご主人様の方へ向かった。
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