いじわるな幼馴染と合コンで再会。最悪の誕生日から忘れられないエッチな夜に (ページ 3)
すると、そっと慶太の顔が近づき、唇が合わせられる。
「ん……」
優しい、柔らかいキスから、それはだんだん深いものになっていって。
――ちゅっ……くちゅ……
お互いの舌を擦り合わせ、口内をなぞり、その未知の感覚に背筋がぶるりと震える。同時に、慶太が服の上から私の胸をそっとなでる。思いのほか優しい手つきがもどかしくて、つい声がでてしまった。
「環……脱がせていいよな?」
「まって……こ、ここでするの?」
キスに夢中になって忘れていたけれど、ここはリビングだ。しかも明るい。
慶太は「あぁ」と何かを察したようで、私の手を引いて寝室に連れて来てくれた……けれど
「で、電気は……」
「消さねぇ。暗くないほうが怖くないと思うぞ」
慶太が言い出したら聞かない性格なのは、私が一番よく知っている。それでも恥ずかしくてもじもじしていたら再び深いキスをしかけられ、ベットに押し倒される。
「んっちゅ……ふぁ……」
私がキスでとろとろになっている間に、慶太は私の服を全て脱がせてしまう。
露出した胸は外気に触れて、ゆるゆると芯を持ち始めていた。きゅっと摘まれただけで身体が反応してしまう。
「可愛いな」
摘まれた突起をこねられ指の腹でクニクニと弄られるとジンジン痺れるような、もどかしいような感覚が走る。
そして、れろっ……と。
慶太は反応を楽しむようにじっとこちらを見つめたまま、私の胸を口にふくんだ。
「はっあん……ぁ……」
ころころと飴玉のように転がされ、ちゅうっときつく吸われると気持ちよくて身体が震える。
じんじんとした刺激につい足を擦り合わせると、慶太はその間に手を滑り込ませた。
「すげ……濡れてるな」
「これは、違っ!」
「なにが違うんだよ……感じているなら素直に言えって」
恥ずかしがっているのも可愛いけれどな、と耳元で続けられると、羞恥心でぶわっと体温が上がる。
「環、顔真っ赤だな。可愛い」
「……ッ! そんなこと、言ったことなかったくせに!」
「そうだな。だから今、ガキだった俺が思ってたこと、全部言わせてくれ……可愛い」
にやにやと笑う慶太の表情は意地悪だったけれど、嬉しそうなその表情になにも言えなくなってしまった。
「もっと、気持ちよくなれよ」
慶太はそう言うとクリの先端を指先でなぞるようにくるくるとくすぐる。
「あっ…ふぁ……ん…」
ナカからあふれた愛液を指ですくわれ、クリに擦り付けられ、ゆっくり指を上下させられる。初めて他人の手で与えられる感覚と自分のから出た液のおかげでヌルヌルして気持ちいい……でも
――ぴちゃっくちゅっくちゅ……
「ひぁっ! あぁ……」
ゆっくりと焦らしてくる動きにもっと快感が欲しいとつい腰が動いてしまう。
「ここ、もっと可愛がられたいよな?」
「えっ……?」
全てを見透かしたようなその声に、私は慶太と視線を合わす。
じんじんとしたもどかしい快楽に翻弄されていた私はすっかり忘れていた。
可愛いって、優しく甘やかしてくれる慶太だけれど……彼は元来いじめっ子だったということを。
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