「お嬢様の願いなら、何でも叶えます」2人だけの合言葉で豹変する送迎係の献身 (ページ 8)

「中で出すぞ」

低い囁きがわたしにトドメを刺した。

「ああぁ!いくぅ、いく…っぁああ!!」

「すごいな…うっ…」

利人さんの分身が脈打つのを感じながら、わたしは真っ白な世界に沈んだ。

「いつもワガママ言って、ごめんなさい」

わたしはベッドに腰かけている利人さんの背中に謝った。

「謝らなくていいんですよ」

利人さんはいつも優しく髪を撫でてくれる。

「私は千星お嬢様の願いなら、何でも叶えます」

わたしが初めて抱いて欲しいと言った時も、同じ言葉を聞いた。

「じゃあ、もっと、わたしのことを支配して」

「分かりました」

きっと、これからも寄り道は止められない。

-FIN-

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