近所の女の子に迷信を証明するための実験をして欲しいと懇願されて…
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近所の女の子に迷信を証明するための実験をして欲しいと懇願されて… (ページ 1)
仕事から疲れて家に帰ったら20時を過ぎたころだった。
今日は早く帰れたな・・・
ネクタイを緩めながら階段を上がり
自分の部屋に行こうとしたとき
リビングから母さんの声がした。
「ユウ?帰ったの?」
「ああ」
「夕飯できてるわよ。」
「ああ」
「珍しくアイちゃん来てるわよ」
アイ?
数軒離れた家のアイは今年高校にあがったはずだ。
制服を見せに来たから間違いない。
8つ離れた近所の女の子。
部屋に入るとアイはオレの部屋でテレビを見ていた。
「アイどした?」
ネクタイをYシャツから抜き取ったオレを見てアイは飛びついてきた。
「ユウちゃん!聞いて!あたし、今日すごい情報を仕入れてきちゃった!」
「ん~?なに?」
かわいく育ったと思う。
ま、オレんじゃないけど・・・
高校の制服を着てるけどオレにとっちゃまだまだ小学生程度の感覚しかない。
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