二ヶ月ぶりの再会…年下の可愛い彼はエッチな技が向上していた…!

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二ヶ月ぶりの再会…年下の可愛い彼はエッチな技が向上していた…! (ページ 1)

トン、トン、トン。

「ふう。キャベツ完了っと」

切り終えたキャベツを、横でジュージューと音を立てるフライパンにそのまま放り込んで、軽く混ぜる。

あとはネギを切るだけ…というところで玄関からガチャッという音がした。

「…希美香!」

ドアを開けて入ってきたのは私の彼で一つ年下の裕介。

彼は部屋に入ってすぐ、キッチンに立っている私の姿を見て顔をほころばせた。

そんな裕介の笑顔を見て私からも笑みが零れる。

「ふふ、おかえり裕介。バイトお疲れ様。もうすぐできるからね」

私は今年大学を卒業し、まだ四年生である裕介を地元に残して隣県で生活している。

今日から三連休なので彼の住むアパートに泊まりにきたのだ。

去年のクリスマスプレゼントに合鍵をもらった。

毎日裕介とラインや電話はしているけれど、直接会うのはもう二ヶ月ぶりかな。

「希美香~!会いたかったよ~!」

言いながら裕介が靴を脱ぐのももどかしいと言った様子でこちらに駆け寄ってくる。

狭いワンルーム。

あっという間に私は彼の腕の中に包まれてしまった。

二ヶ月ぶりの抱擁。

懐かしく、心地よい圧迫感に胸がいっぱいになる。

「…っ。裕介が変わってなくて嬉しい」

頬を弛ませる私を覗き込み、裕介は満面の笑みを見せた。

「希美香はちょっと大人っぽくなったかな?」

「ふふ。そんなこと言って」

そのまま彼の顔が近づいてくる。

「こーら。外から帰ってきたらまず手を洗ってうがいをしなさい」

私が言うと、裕介は明らかに不満そうな顔をして唇を尖らせた。

その目つきが、仕草がとても可愛い。

付き合い始めたときから、私はこの幼さの残る裕介の顔がくるくると表情を変えるのが大好きだ。

ずっと見てても飽きない。

「ちぇっ。わかりましたよ」

ちょっといじけた素振りを見せながら、裕介は洗面所に消えていった。

離れていく温もり。

しばらくくっついていたかったな、と自分で言ったくせに少しの寂しさを感じてしまう。

二ヶ月ぶりの再会だというのに、几帳面な私の性格が災いした。

長女である私は、年下の子を放っておけないところがある。

裕介を見ていると、危なっかしくてハラハラしてしまうこともある。

私がちゃんと見ておかないと、という気持ちがさらに恋心を加速させているような気がする。

会えない間、どうしてるかなと思いは募るばかりだった。

「…うん、おいしかったー!ずっと食べたかったんだよ、希美香の作る焼きそばは本当にうまいなー」

食後のお茶をゆっくり飲みながら、彼の少年のような笑顔を見上げる。

抱かれたい、と唐突に思ってしまった。

裕介を直に感じたい。

先ほどの裕介の温もりがはっきりと思い出せるほどに、あの感覚がまだ肌に残っている。

並んで食事をしている最中も、時折彼の熱を横から感じ、私はたまらなくなっていた。

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