夢うつつに胸を揉まれて吸われて悶えていた。ハッと目覚めたら貫かれる直前っ。感じ過ぎちゃうからやめて! (ページ 2)
「もう、寝てる時にするなんて……」
「ごめん。何か急にヤリたくなってね」
「まったく……一人で楽しむなんてズルいじゃない」
セックスをするなら夢の中ではなく、克之の顔をちゃんと見ながらいい、と唇を尖らせる春美。
「うん、そうだね。身勝手なことして、本当に悪かった。もうしない。……だから、続きさせて。もう蛇の生殺し状態でつらくてつらくて」
そう言いながら、克之が春美に覆いかぶさってくる。
春美は腕を突っ張って待ったをかける。
「しおらしいフリして、全然聞いてないよね!?……あっ」
抵抗もむなしく、春美の片脚は高く抱え上げられてしまう。
うつ伏せになって逃げようとしたが、その前に克之が足の間に割り込んできた。
まだ充分に濡れている秘裂に、猛った肉棒がズププ……と再び侵入してくる。
膣内を押し広げて奥へ進んでくる感覚に、春美から力が抜けていく。
横から入れられたことはあまりない。
いつもと違う刺激が、春美の身体をとろけさせていった。
克之を見上げると、とても興奮している目をしていた。
彼の目は、春美の豊かな胸の谷間に注がれている。
横になっているため、仰向けの時には決して見ることができない深い谷間だ。
克之は、春美の胸がお気に入りである。
いつだったか、ずっと触っていたいと言ったことがあった。
「なんというエッチな……」
「エッチな体勢にしてるのは、あなたです!」
「どの体勢もエッチだから、いいじゃないか」
「意味がわからな……あんっ、あっ、あっ……」
ズプッ、ズチュッと力強く突かれ、春美の文句が喘ぎ声に変わる。
たくましい肉棒に膣内を往復されるたびに、春美の身体に甘いしびれが走り、力が抜けていく。
「あァ、は……あんッ、アッ、くぅ……っ」
この体勢での突き上げは、春美にとても強い快感を与えた。
目に涙がにじみ、口の端が濡れているのを感じる。
せめてもっとゆっくり、と言いたいのに、絶え間なく送られてくる快感が喘ぎ声以外を許さない。
「あっ、アァッ、はぅ」
息も絶え絶えな春美を、さらなる快感が襲う。
すっかり腫れあがった女芯に触れられたのだ。
春美は思わず悲鳴のような声を上げた。
「やぁッ、だめっ、やめてぇっ、おかしくなっちゃう……っ」
身をよじって訴えるが、克之に片方の脚をしっかり抱え込まれているため、身動きができない。
愛液に濡れた女芯をぬるぬると擦られ、春美の嬌声は止まることがなかった。
「……はっ、はぁん、んぐゥ、アッ、んあああぁぁっ」
ぷるぷると身体を震わせて、春美は絶頂の叫び声を上げた。
その最中も克之の猛りにさらに二度三度と最奥を突かれ、そして熱い迸りを受け止めた。
しばらくの間、二人の荒い呼吸音だけが寝室に聞こえた。
すっかり敏感になった春美の秘部は、すべて出し切った肉棒を抜かれただけで反応した。
ピクッと震えた春美の腰を、克之が優しく撫でる。
彼は、絶頂が終わりほてった身体で余韻に震える春美を見るのも好きだった。
春美もそのことは聞いている。
だから今も、見られていることがわかっていた。
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