大人げない独占欲すら許容してしまう彼女に欲情して…昼休みの逢引

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大人げない独占欲すら許容してしまう彼女に欲情して…昼休みの逢引 (ページ 1)

『せんせっ!』

開いた扉から入って来た1人の生徒は俺の顔を見るなり満面の笑みを向ける。

「鍵、しめて」

『あ、うん…』

「ちょっと来んの遅くない?」

2人きりの時間を1秒でも無駄にすまいと小さくなその体を強く抱きしめた

腕の中にすっぽり収まるコイツは俺の生徒であり、俺の彼女。

『ケータイ見て走ってきたよ?』

「廊下は走っちゃいけません」

『なによ!先生が呼んでるからちょっとでも早く来たのに!』

「走るほど会いたかったんだ?」

『会いたかったよ!』

ちょっと意地悪してやろうと思ったのにそんなの通用しないんだ。

素直で、純粋で、自分の感情に正直で。

いじけたように頬を膨らます仕草が愛しくて、思わず腕に力を入れた。

『せんせ、くるしっ…』

大きい瞳

白い肌

小さな鼻

赤い唇

長い睫毛

大人びた顔付きの中に残るあどけない幼さ、その全てが俺の恋心を加速させる。

「あーダメだわ」

『ダメ?なにが?』

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