イったことのない私。アダルトグッズならできるかも?引き受けたモニターの終わりが見えなくておかしくなる……! (ページ 4)

 ――カチリ

「ああああああ!」

 ヴヴヴヴ……という機械音と供にバイブがナカで暴れ出した!

 太く、大きなカリが逞しく膣肉をまさぐり、うねって、敏感なそこを押し上げる。それも一度ではなく、緩急をつけてコッコッコッと持ち上げた。

「ふぁああ! だめっ! だめぇ!」

 瞼の裏がチカチカする。

 先ほどとは全然違う、全身を走る電流につま先までびくびくと快楽が突き抜けた。

 ナカの大きな快楽のうねりに、再び一度果てたクリに刺激が連動し、どちらが気持ちいいのかもわからない。

「奈々さん、またイク?」

「イク、イクぅう! きもち、いいよぉお!」

「そっか、じゃあもっと強いのもやってみましょうか」

 ――ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!

「いやぁあああああ!」

 びくん! っと。散々持ち上げられた刺激に、腰を浮き上がらせて奈々は果てた。

「あぁ……ふぁぁあ……」

 愛液がこぽりとこぼれ、太ももを濡らす。

「ふむ……初めてでもナカイキはできるけれど、入れたままだとずっとイっちゃうのが難点、かな?」

 慶太はスイッチを切り、バイブを抜き取る。

 ずるんと身体から引き抜かれても、その刺激がじくじくとナカに生きていて……ぽっかりと穴が開いてしまったようにひくひくと切なく収縮した。

「はぁ、はぁ……!」

「奈々さん、疲れちゃったね。連続で二回もイっちゃったからかな」

「は、い……。こんなの、はじめてで……。もう、おかしくなっちゃう……」

 奈々はぐったりとしたまま返事をする。

 だが、慶太はその眼の前に四つの玩具を並べた。

「え……?」

「ごめんね。本当はもっとゆっくりいっぱい気持ちよくさせてあげたいんだけれど、奈々さんはあと四つ玩具を使うっていうノルマがあるから……」

 慶太は「どれにしようか?」と奈々に微笑みかける。

 奈々は絶句して口をぱくぱくさせた。

『楽な仕事など、この世にない』

 奈々はその日、身を持ってそれを体感した。

-FIN-

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