「なに、普通って。ナメてんの。」温厚なはずのマネージャーにお仕置きされる

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「なに、普通って。ナメてんの。」温厚なはずのマネージャーにお仕置きされる (ページ 1)

「みなさん今日はわたしたちステラのためにお集まりいただきましてありがとうございました!!」

きらきらと輝くステージの上、わたしは立っている。

いま人気絶頂のアイドルグループの『ステラ』のセンター、ゆうみとはわたしのことだ。

「「ゆうみ!ゆうみ!ゆうみ!」」

ファンの方々のコールが広いアリーナに響き渡り、わたしたちは笑顔で幕を引いた。

「ゆうみちゃん、今日もよかったよー!」

「ありがとう!マネージャーのサポートのおかげだよ!!」

眼鏡をかけた冴えない男、佐久。

このひとがわたしの専属マネージャー。

「ゆうみちゃん今日も大人気だったね!」

「ファンの方みんなゆうみちゃんコールしてたもんねー!」

メンバー通り過ぎにわたしに笑顔で声をかけてくれる。

「ありがとう!みんなもさいっこーだったよ!」

「「ステラ!さいっこー!!」」

メンバー全員で円陣を組んで、いつものかけ声でコンサートを終えた。

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