星空と山歩きを楽しむはずが夜のテントで何度もイかされて、気づけば自分からおねだりしていた (ページ 2)

「は、んう……あんっ」

 しかし、浮かせられたのはほんのわずかだけで、すぐに腰が抜けるように落ちてしまう。そして最奥を突かれてもだえた。

「支えてやるから、もっと続けてみろ」

 雅美の不安定な腰を涼太が支える。雅美はその腕に手を添えて再び腰を浮かせた。

 たくましい肉棒が膣内をこする感触に、雅美の背筋が震える。声をあげないように歯を食いしばり、腰を落とすとまた最奥を突かれて頭のてっぺんまで快感が突き抜けた。

「涼太ぁ……」

 もうできない、と涙ながらに訴えると、彼は仕方ないなと苦笑した。そして、ゆっくり身を起こすと雅美と抱き合うような態勢をとった。

 涼太と密着したせいか、雅美は自分でもどうしようもないくらいに彼を欲した。彼の体温や匂いが官能をたかぶらせるのだ。

「その顔……カメラに収めておきたいな」

「や、やめてよ……」

「冗談だ。俺の腕じゃ、今のお前の魅力は写せないからな。だから……」

 せめて目に焼き付けさせてくれ、と涼太はささやく。

 雅美は彼に尻をわし掴みにされると、ゆさゆさと揺さぶられ始めた。大きな動きではないが、最奥を常にこすられて息もできないほどの快感を味わわされた。そしてついに雅美の口から甲高くも甘いなき声が発せられた。

「あっ、あぁん、いやぁっ、んぁっ」

「いい声だ」

「んうぅ、涼太ぁ……」

 雅美が快感による涙でにじむ視界のまま涼太を見つめると、欲望に光る目で彼から見つめ返される。そして吸いつかれるようなキスをされた。

 息苦しいほどの情熱的なキスに、雅美も懸命にこたえた。互いの舌を絡ませ合っているうちに、口のはしから唾液がこぼれる。

 唇がしびれるくらいのキスが終わると、涼太にあごを伝う唾液をなめとられた。

 熱く見つめてくる涼太にものすごい色気を感じ、雅美の胸が高鳴る。恋人時代からこの瞬間は変わらない。そして雅美はこの視線にとても弱いのだ。

「涼太、もっと……シて」

 熱に浮かされるまま、彼からの刺激がほしいとねだる雅美。彼女の腰が、誘うように揺れる。

「やっと素直になったな」

 どう猛に笑んだ涼太の揺さぶりが強くなる。

「あっ、ああッ」

 雅美は反射的に涼太に抱きついた。がくがくと揺さぶられるたびに、ツンと立った乳首が彼の胸とこすれ合い、さらなる快感を呼び寄せる。

「はっ、あぅ、つよい……もっと、ゆっくりぃ……あぁんっ」

「もっとシてとおねだりされたからな……物足りないなんて言われないように、しっかりこたえないと」

「んくっ、はぁん、ああッ、奥、奥まできてるの……ッ」

「ああ、たまらなくいい具合だ……」

 雅美は今度は背を反らしてよがった。彼女の下半身は涼太にいいように揺さぶられ、与えられる快感にすっかり力が入らなくなっていた。

 さらに、グチュグチュというみだらな水音も雅美を狂わせていた。

 自身の奥深くをさんざんに犯された雅美は、思い切り声をあげて絶頂を迎えた。その最中も何度か突き上げられた後、涼太からの熱いほとばしりにさらなる果てへ飛ばされた。

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