草食系男子だと思っていた彼に情熱的なキスで迫られリードされちゃう初エッチ (ページ 2)
ユウくんの歩がピタリと止まった。
私を見つめた後、いきなり抱きしめられた。
「ごめん。もう我慢できない。今からダメ?沙羅を抱きたい。」
「えっ!?」
そのまま唇を奪われた。
情熱的なキスだった。
草食系だと思ってたユウくんがこんなキスするなんて。
上手くてとろけそう。
私はそのままユウくんのキスに応えていた。
☆☆☆
ユウくんと手を繋ぎながら入ったファッションホテル。
私はドキドキしっぱなしだった。
まさかユウくんのほうから仕掛けてくるなんて、信じられない。
もしかしてユウくんは草食系を演じていただけなのか。
浴室を出ると、先にシャワー浴びていたユウくんがベッドの中で待っていた。
私はバスタオルを巻いたままそっとベッドに入る。
緊張で脚と手が震えた。
「どうしたの?震えてるよ。」
「突然だったから…そんなユウくん見たのも初めてだし…緊張しちゃって…。」
「大丈夫だよ。」
ユウくんは私の身体のタオルにそっと手をかけた。
「震えが止まるまで、こうしてるから。」
タオルを取られた私の生身の身体が、ユウくんの温かい体温を感じ始める。
今ユウくんと裸で抱き合って肌の温もりを感じている。
なんだろうこの安心感。
ユウくんの温かな体温に包まれて、身体の震えが止まった。
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