お酒に酔った彼女が艶っぽくえっちに誘って来るから…

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お酒に酔った彼女が艶っぽくえっちに誘って来るから… (ページ 1)

なんで、こういう風になったか誰か説明してくれ。

久しぶりに仕事を定時通りに終えて、部屋に帰ってみるとそこでは同棲している絢がソファにのっかって、やけにあざといポーズで待っていた。

ソファーに四つん這いで上目遣い、俺を見つめてくる姿はまるで猫。

しかも服装は上下ともにほぼ下着、部屋着の薄手のシャツにふわふわとした生地のショートパンツ。

どちらも淡いトーンで統一されていて、いかにも女の子な色合い。

顔も少し赤らんでいる。

「お前…何してんだ?」

視線を机に移すとそこには恐らくカラであろうチューハイの缶が転がっている。

珍しく一人で呑んだのか…。

わずか一本しか飲んでいないとはいえ相当酔っ払っているらしい。

絢は元々酒癖が悪い方ではないが時々どうしようもなく酒癖が悪くなる。

酒の種類の相性に善し悪しがあるらしい。

それにしてもなんだこの酔い様は。

俺以外の前でこんなことになったらと想像するだけで頭がズキンと痛くなった。

「お・さ・け・ちょーーだいっ!悠聖!」

おまけにまだ酒を要求してくるタチの悪さだ。

冷蔵庫に入ってるだろ、と一瞬口に出しかけるが冷静になって飲み込む。

目もとろんとしていて完全に酔っているのにこれ以上吞ますことなどあり得ない。

「アホか!それ以上呑んでどうする気だ!」

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