大学時代に数日だけ付き合った彼と偶然再会して…向き合えなかった関係の終着

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大学時代に数日だけ付き合った彼と偶然再会して…向き合えなかった関係の終着 (ページ 1)

「都か?」

「鷹斗君?」

会社から帰るために駅に向かう途中の道で、大学時代に数日だけ付き合った彼とばったり再会した

髪型も変えて化粧もしていたけれど彼はすぐに分かったらしい

「鷹斗って愛嘉と今も付き合ってるんでしょう?私と話してる時間なんてないんじゃない?」

「待てって!そのことなんだけど…これから時間くれないか?」

そのまま少し高級なレストランに入って、食事することになった

「都とは高校入学して、すぐ付き合いはじめたよな

俺から告白して、夏祭りとかクリスマスとか手作りバレンタインチョコもらってとかすげぇ楽しかったし嬉しかった

別々の大学入ってから遠距離恋愛になって

お互い気持ちも冷めていって…

ちょうどそんな時期に同じ大学の愛嘉が泣きついてきて

慰めているうちに、付き合うことになった

ただ、大学卒業するときに愛嘉とは別れた

卒業式終わってお疲れ様パーティーやってさ、俺が酔っぱらってもう寝てると思ったんだろうな

親友だった待宮に電話で

『都と別れてもらって鷹斗と付き合ったけどやっぱり違った。待宮君の事を本当に愛してるから結婚してほしい』

って言ってて

部屋出て行った後に待宮に問い詰めてさ

必ず幸せになれよって伝言して、それから連絡は取ってない

だから彼女募集中」

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