「上手くできたら後でたくさん可愛がってやるからな…」大人の男に教わるホシイ時の誘い方 (ページ 6)
「……くっ…」
月島の男らしい声が頭上で聞こえ、それに興奮している自分に佐藤は気づいていた。
口から離し、目の前に反り勃つ月島のペニスを佐藤は見つめる。
唇にはみ出した蜜を舌嘗めずりして味を今一度確かめると、その味覚と逞しい形に身体の奥が疼いていた。
佐藤は自らまたそれを口腔に含む。
欲しいってこういうことを言うのだろうか。
口に含み顔をゆっくりと上下に動かしただけで佐藤の下半身が甘く疼きたっぷりの熱い花蜜を溢れさせる。
少しずつ大胆な動きになり始めた佐藤の髪を月島は撫でていた。
「……っ…貪るのはいいが、噛みつくなよ?…上手くできたら後でたくさん可愛がってやるからな……」
まるで愛猫でも撫でるように、月島は喉を鳴らし始めた佐藤の耳を指で愛撫する。
全てを頬張ろうとする無理な動きに息詰り、苦し気な音が佐藤の口から漏れてくる。
「慣れないうちから全部くわえ込もうなんて思わなくていい……」
月島は佐藤の顔に掛かる髪を耳に掛けながら優しくそう言い聞かせた。
「でも…っ…」
佐藤は月島を見上げた。
逞しく上を仰ぐ男性のシンボルを見てこんなに惚れ惚れするとは思わなかった。
太いだけという印象とは違い月島のそれは、とても美形で立体的な先端と彫りを魅せながら浮いた筋が男の強さを表現している。
佐藤の下半身の奥がまたジュッと熱を持っていた。
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