優秀だけど無表情な年下イケメンエリート君が、私の前だけで見せる笑顔で責めてきて…… (ページ 2)

「柔らかいですね、唇。もう一度キスさせてください」

今度は先程よりも激しく唇を重ね、舌を絡ませてきた。

「はぁ、う、んん……待って…広樹さん」

「待てない」

ねっとりとしたキスを続けながら、男らしい、角ばった大きな手がブラウスの上から胸を揉みしだく。

「あぁっ、や、だめ…」

「だめって言いながら抵抗していないじゃないですか。あぁ…」

緩急をつけながら、手で私の身体をたくさん求めてくる。

「俺ずっと仕事中、貴方のことしか考えられないくらい大好きなんですよ」

「そん、な、広樹、さん……」

「ねえ美玖さん、もっと気持ちよくしてもいいですか」

耳元でいつもより低い声で広樹さんが囁く。

いつもとは全く違う、熱を孕んだ瞳が私を捉えて離さない。

年下なのにその色気は、ずるい。

今度は手をブラウスの下に入れ、そのまま上に伸びてきた。

先程とは異なり、直接体に広樹さんの指が当たって、少し動かされるだけでぴくりと体が動いてしまう。

そのまま器用にブラジャーのホックが外され、手の温もりを感じながら激しく揉みしだかれる。

胸の突起が時々摘まれたり、弾かれたりされると、さらに快感が押し寄せてくる。

「あ、あ!いやっ…だめ、」

「めちゃくちゃエロい目つきで俺のこと見てるのに、そんなこと言わないでくださいよ」

広樹さんの右手が私の太ももから中心に向かって這っていき、下着越しに私の秘所を指で優しくなぞった。

「あ、っ、そこは……」

「美玖さんのパンツ、こんなに濡れてるじゃないですか。いっぱい感じてくれて嬉しいです」

指が徐々に上下に動き、我慢していた声が漏れてしまう。

「いつもの、広樹さんと、違うね…あっんぅ」

「こんな俺、美玖さんにしか見せられないですし、見せたくないですよ」

広樹さんは年下のはずなのに、敬語を使って余裕で攻めてくるのが堪らない……。

「は、あ、も、もっと…、広樹さん、もっと触って……」

与えられる快感があまりに気持ちよくなってしまって、気づいたらおねだりをしていた。

「そんなこと言われたら、攻めるしかないじゃないですか」

優しく言いながら広樹さんはパンツの中に右手を入れ、指で直に私の気持ちいいところを触ってきた。

緩急を付けながら、激しく、私の身体を乱してきた。

左手は引き続き私の胸を貪るように揉んでいるのに加えて、広樹さんの唇が私の乳首を舐めたり甘噛みをしたりキスをしたりと休みなく刺激を与えてきた。

上と下を同時に攻められた私は、限界を迎えそうになっていた。

「あぁぁ、ダメ、あ、あっあっ……!」

「可愛い声で喘がれたら、もっと触りたくなる……」

どんどん下から蜜が溢れ、触られるほどにグチュグチュという音が強くなっていく。

広樹さんは再び私に顔を近づけ、舌を絡ませながら激しいキスを重ねていく。

「あ、あ、広樹さん、もうダメぇ……っ!!」

私の体内を巡る快楽は頂点に達し、秘部から蜜がとろとろと溢れる。

「今の美玖さん、めちゃくちゃ可愛いですよ」

そう言って優しくキスをした広樹さんは、優しい笑顔を浮かべていた。

「俺の家、会社から歩いて5分くらいのところにあるんです。よかったら、来ませんか」

私だけが知る、優しくて、格好よくて、色気のあふれる広樹さんからの誘いを、私が断るわけがなかった。

「ベッドの上で、続き、しませんか。もっと美玖さんに触れて、たっぷりと味わって、溶け合いたい」

その後、広樹さんとの長い夜はまだまだ続くのであった――。

-FIN-

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