今夜は深窓の令嬢と執事。男女の夜の営みについて少しずつ教えられていたお嬢様は、この夜最後まで指導されることに……。 (ページ 3)
位置からして充晴にまもとにかかってしまったと蒼白になる頼子。
「ご、ごめんなさいっ。私、そんなつもりじゃ……」
絶頂でうまく力が入らない身体をなんとか起こして充晴を見た頼子は、予想外の彼の表情に息を飲んだ。
彼は浴びた液体を滴らせたまま、うっすらと笑っていたのだ。
「充晴……? あの、本当にごめんね」
「謝らないでください、嬉しいんですから。あなたは、思っていたよりずっと敏感で……いやらしい身体のようです。潮を吹くほど気持ち良かったんですね」
濡れて光る秘部を見つめる充晴の目には熱い欲望がたぎっている。頼子は少し怖くなって後ずさりした。
「あなたの身体に、しっかり応えなくては……。がっかりさせないよう、きっちり最後まで教えてさしあげます」
覆いかぶさってくる充晴に怯えを感じながらも、頼子の身体の芯はこれから与えられるだろう快感を期待していた。
さらに脚を開かされ、充晴に秘部が丸見えにされた。愛液にまみれた秘裂へ硬く勃ちあがった肉棒が当てられ、挑発するように入口をなぞっている。
絶対に指より太いとわかる肉棒に、頼子は緊張した。
「む、無理だと思うわ……」
「大丈夫ですよ」
ぐぷ、と侵入してくる肉棒から、頼子は目をそらす。しかし、どんどん奥へ進んでくる感触はどうしようもなく、小さくうめき声をこぼした。
「は、く……苦しい……」
圧迫感に息が乱れた時、ズン、と大きな衝撃が頼子を襲った。のけぞり、震える彼女に満足そうな充晴の声がかけられる。
「全部入りましたよ。あぁ、すごいです……っ」
きつくつむっていた目を開けて充晴を見ると、彼は恍惚とした表情で結合部を見つめていた。つられて頼子も視線を移すと、ぴったり合わさった二人の秘部が目に入り、そのいやらしさに全身がカッと熱くなった。
その時、ナカが締まったのだろう。充晴がにやりと笑った。
「お嬢様は欲しがりですね。……まぁ、わたしもですけど」
そう言うと、グッと腰を突き上げてくる充晴。連動するように頼子の腰も揺れ、彼女の口から抑えきれない甘い声が発せられた。
なす術もなく揺さぶられる下半身がたまらなく恥ずかしくて、頼子は目をつむった。けれど、追いつめてくるような快感は彼女を逃がしてくれない。
「んっ、ンァッ、充晴、止まって……止まってぇ……あぁんッ」
「無理ですね……」
「そんな……あぅんッ、私、おかしくなっちゃうよ……んぅッ、あぅっ」
はじめはゆっくりだった充晴の腰の動きは、今は速さも力強さも増している。腰を打ちつけられるたびに女芯も刺激され、頼子を快楽でしびれさせた。
「もし、おかしくなったら……わたしが責任を持ちます」
不意に、頼子の腰が持ち上げられた。
尻肉をがっちりつかまれたかと思うと、乱暴なくらいに突き上げられる。男が欲望を吐き出すためだけのような動きだったが、滴るほどの愛液がそれさえも悦ぶように受け入れた。
その激しさは、まるで頼子におかしくなってしまえと言っているようだった。
頼子は言葉を忘れたように叫び、身をよじる。しかし、快感におぼれた叫びはかえって充晴をあおってしまったようで、痛いくらいに尻肉をつかまれ揺さぶられた。
もう何回かもわからないほど最奥を責められた時、ついに頼子はビクビクと全身を震わせて絶頂に達した。
その最中もさらに二度、三度と突き上げられた後に、膣内のもっとも奥で熱い衝撃を受け止めた。
「は、はぅ……も、だめ……」
絶頂の余韻でぼーっとする頼子。まだつながったままの秘部はけいれんし、膣内にある存在を伝えてくる。イッたばかりだというのに、またもどかしくなってしまいそうだ。
「頼子、どうしよう」
そう言ったのは、素に戻った充晴。
その発言の意味を、頼子は膣内の感触で理解した。
「待って。まだ無理よ……だって、今日は何だかいつも以上に……」
「ああ。いつも以上に、よかったよな……」
「何でそんなにすぐ復活してるの? やっ、動かないで……あんッ」
「この設定は、しばらく封印だな。歯止めがきかなくなる」
「だから、抜いてってば……やァッ、んぁ、あぁんっ」
その後、頼子は体位を変えて責められ何度もイカされてしまうのだった。
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