「あっ、やば。俺、次でないとなんだ」
男が慌てて、行為を中断し、また後で!と駆け出していく。
(まじかー、置いていくんだ)
ゆっくりと浩太が体を起こした。
ミサトはぼうっとしていて、気づいていないようだ。
浩太に背を向け、乱れた姿で壁にもたれ掛かっている。
浩太がゆっくり歩み寄る。
「置いていかれちゃったね」
後ろから抱きすくめ、白い肩に顎をのせる。
「・・!」
ミサトが驚いて振り返る。
至近距離で視線が絡み合う。
「ねー、ミサト先輩。俺、その続きしていい?」
「な・・」
浩太がそのままミサトを押さえつけ、口を塞ぐ。
「んん・・」
強引なキス。
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