落ち込む私に、彼は可愛いと言いながらたくさん気持ちよくしてくれて…

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落ち込む私に、彼は可愛いと言いながらたくさん気持ちよくしてくれて… (ページ 1)

「これ直しておいてください」

「はい!わかりました」

私は、上司である悠也さんと付き合っている。

今年に入ってから一緒に住み始め、幸せの絶頂だった。

悠也さんは、誰に対しても敬語で話をする紳士的な人。

その上落ち着いていてとてもかっこいい…。

「彩花さん?どうかしましたか?」

「あっ、すいません。大丈夫です!失礼いたします!」

仕事は仕事。しっかりやらなきゃ!

気合を入れ直し自分のデスクに向かった。

そんな時、どこからかひそひそとしゃべる声が聞こえてきた。

「あの子、課長と付き合っているんでしょ?」

「本当に信じられないよね。そんなにかわいくないのに…」

「早く別れればいいのにね」

「私アプローチしてみようかな~」

「えっ…」

私ってそんな風に思われていたんだ…。

口をふさぎ足早に席へ戻る。

その後の仕事は手につかず、私は落ち込んだまま帰宅することになった。

「…ただいま」

まだ悠也さんは帰ってきていない。

「…悲しいな」

今日起こったことを思い出して落ち込んでいた。

確かに私は釣り合っていないかもしれない。

「いつか別れなきゃいけなくなるのかな…」

正直浮かれていた気がする。

「帰りました。彩花さん…どうしました?」

「あっ、お帰りなさい。えっと…何もないですよ」

「そうは見えないんですけど…」

彼が近づいてくる。

「…」

心配かけられないと思い、何も答えられず黙り込む。

「こんなにかわいいのに…」

「えっ…んっ」

ボソッとつぶやいたと思うと突然キスされた。

何を言われたのか聞き取れなかった。

「んっ…っ」

彼のキスで気持ちよくなってしまう。

頭がボーっとして呼吸がしにくくなった時、彼は離れていった。

「彩花さんは、キス好きですよね。とても可愛い顔をしています」

「は、恥ずかしい…見ないで…」

突然褒められて恥ずかしくなり、顔を隠そうとするが彼の手に止められる。

「嫌です。見せてください」

彼は目を見ながら手首に舌を這わせる。

その姿がかっこよくて目が離せない…。

「顔が真っ赤ですよ。可愛いですね」

たくさん可愛いと言われて恥ずかしくなってしまう。

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