会えない日々を埋めるように荒々しく愛される夜 (ページ 2)

「あっ…やっ…おか…し…くなる」

「もっと、おかしくなったとこみたい。」

「あっ…でも…こ…え…」

「あぁ。そうだな。じゃあ、ベッド行こうか」

「っん…。」

その提案に安心して頷く。

「じゃあ、首に手まわして」

「えっ?」

不思議に思いながら素直を従う。

「しっかり捕まってろ」

首に回した手に力を入れれば持ち上げられる身体。

「あぁっ。やだ…あっ」

怖くて抱きつけばより深く入る彼のモノ。

「みゆの深いところ当たってる。わかるか?」

そう言って歩き出す健二。

「あぁっ…動いちゃだめ」

動く度に奥にくる彼のモノから逃げられない。

「ベッド行きたいんだろ?」

ニヤリと笑いながら歩く彼の背中を力なく叩く。

「…っ…だか…ら、抜い…て」

そんな願望は聞き入れてくれずに寝室に向かう。

やっと、寝室に着きベッドに倒される。

入れたまま歩いている間に小さな絶頂を感じ息は乱れていた。

「軽くイッただろ。」

「んっ…イッ…てない…」

小さな嘘をつけば意地悪な笑みを向けられる。

「じゃあ、今夜はまだまだいけるな。」

まだ着ていた上の服を脱がされ、触られていなかった胸を弄られる。

「やっ…もう十分…。」

「俺、まだイッてないから付き合って貰うぞ」

中にまた挿入ってくる。

「あっ…」

「っ。」

「あっ…あぁ…だっ…め」

いきなり激しく動き始める健二にただされるがままになる。

「んっ…もっ…だめ」

「イきそう?」

「ん…あっ…イッ…ちゃう…」

「今度は一緒にな…」

そう言ってキスをされ、絶頂に導かれた。

「…ばか。」

「悪い」

情事後のベッドで文句を言えば、悪いと言いながらも幸せそうに笑う彼にいいかと思ってしまった。

-FIN-

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