「俺の方が先だよね」嫉妬した兄の友人に押し倒されて…密かな片想いが結ばれる日 (ページ 6)

「ごめん…中出ししちゃった」

セックスの後、徹を響子を後ろから愛おしい気持ちを込めて抱きしめた。

「いいよ。気持ち良かったし…。それに責任…取ってくれるんでしょう?」

響子は振り返ると、悪戯っぽい目で徹を見つめた。

「もちろんだよ。今日は俺そのつもりで響子に会いに行った。こんなにうまくいくとは思わなかったけど」

「兄貴ビックリするだろうなぁ…」

「響子」

「ん?」

「好きだよ。俺と結婚を前提にお付きあいして欲しい」

「…私で良ければ」

結ばれた二人はまた長いキスを交わした。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

1

コメント (0)

コメントを書く