SNSで知り合ったあの人に電話でえっちな指示をされてひとりで… (ページ 2)

秋川さんのこと、ちっとも恨んでなんかいないけど、

今は全てがどうでもいい。

部屋に引きこもって、ネットを見て過ごす日々が続いた。

そんなある日、とあるSNSで見つけてしまったのである。

「癒されたい女の子いませんか? 秋川」

身体が疼いた。

流石に彼だとは思わない。

だけど・・・。

彼の代わりが欲しかった。

「癒されたいです。 美沙」

ドキドキしながらキーを打つと、返事はすぐに返ってきた。

「美沙ちゃんっていうんだ。可愛い名前だね。初めまして。秋川です。

美沙ちゃんはいくつかな?」

「22です。」

「こういうとこにはよく来るの?」

「初めて書き込みました。」

「そうなんだ。じゃあ、電話でするのはやめて、ここでしたほうがいい?」

あたしが欲しいのは「代わり」だ。

もう、どうにでもなれと思った。

「電話したいです・・・。」

「いいの?無理しなくてもいいんだよ。」

あれ?もしかして、ちょっと良い人かも・・・。

顔も見えない、画面の向こう側の人間にほんの少しでも安心してしまう。

「はい。大丈夫です。」

「じゃあ、ここに電話ちょうだい。XXX-XXXX-XXXX」

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