恋人が見ていたのは官能映画。それを知らなかった私がいけないの…?いつもと違う彼の愛撫に感じ過ぎちゃう! (ページ 2)

「待って…。雄大、どうしたの…?何か変だよ…」

 雄大は妖しく微笑んで、言った。

「本当に見てなかったんだな、映画…。あれは、官能映画だぞ。こうして、体を舐め回してた…。それを見ながら、今日はこうするぞって決めたんだ…」

 言い終えると、またそこを舐め始める。

 最初は、くすぐったいような快感だった。

 でも、クリトリスを執拗に舐められるうちに、私は本気で感じ始めた。

「あっ…あっ…。だめ…ぇ…。そんなにしたら…ぁ」

「そんなにしたら、どうなんだ…?言ってみろよ」

「気持ち…いいの…。もっとして…」

 雄大はにやりと笑った。

「じゃあ、優美がイッてもやめないぞ?」

「いいの…もっと…もっと舐めて…ぇ…」

 私から能動的になりたい衝動は、どこかへ吹き飛んでいた。

 雄大がそうしたいと言うのならば、それでよかった。

 体中を舐め回したいと言うのなら、そうして欲しかった。

 でも、彼は、体中というよりは、私の秘所を重点的に舐めたいらしい。

 クリトリスをきつく吸ったり、いやらしく舐め回したり、甘噛みしたり…。

 いつもと違う雄大の愛撫に、私は普段以上に感じてしまう。

「雄大…入れて…」

「入れない。今日は、優美がイケなくなるまで、舐めるんだ。入れるのはその後だよ」

「いやぁ…」

 雄大は珍しくにやにや笑いながら言う。

「いや、じゃないだろ。もっとして欲しいって言えよ。そしたら、イクまで舐めてあげるよ」

「舐めて…舐めて…ぇ…」

「素直にそう言えよ」

 そう言うと、雄大は派手な音を立てて、クリトリスを吸い上げた。

「あっ…あっ…あぁ…っ!」

 私のクリトリスを吸い上げながら、雄大は口の中でそれを転がす。

「もっと…もっとぉ…」

 私のそこに、雄大の舌が忍び込んできた。

「ひゃぁ…っ!」

 ぬめぬめとした舌が、私の秘所を嬲る。

 さっきまで執拗に舐められていたクリトリスが、じんじんと熱を帯びている。

「雄大…早くぅ…」

 彼は、黙って指を挿入した。

 私のそこが、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を立てて、彼の指を受け入れている。

 たったそれだけのことに、いつもより興奮していた。

 熱を帯びたクリトリスが、さらに痺れて、とろけてしまいそう…。

 クリトリスの熱が体中に広がって、熱くてたまらない。

 私は喘ぎながら、雄大を求める。

 でも、彼はそれをくれない。

 執拗に舌と指で、クリトリスだけを刺激する。

「優美…シーツまで濡れてるよ」

「いやぁ…そんなこと言わないで…」

「クリトリスだけでこんなに濡れてるなんて、本当はこうされたかったんだろう?」

 雄大が指を抜き、再びクリトリスにむしゃぶりつく。

「あっ…あっ…そんなにしたら…ぁ…」

「言えよ。このままイキたいって。ちゃんと言えたら、イカせてあげる」

 私は羞恥心で、言えない。

 雄大もこれまで、そんなことを言わせようとしたことはなかった。

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