8つも年下の高校生が誕生日にリクエストしてきたのは…互いの色に染め上げ染まる新しい関係 (ページ 6)
絢の必死な姿を見てみたかった。
2年前、初めて絢を見たときこの人だ、思った。
そう直感的に思わせるような魅力が悠斗を惹き付けてきた。
少しずつ絢に近づき、距離を縮めてきた。
自分が好意を持たれていることにも絢は気づいているはずだ。
これまでの2年間はこの日の為にあったと言ってもいい。
少し予想外だったのは絢がかなり積極的だったことだ。
絢はこの授業でラストなので、裏口で待ってる、と伝えた。
おもちゃ抜いちゃダメだよとつけ加えて。
肩に手を置いただけでビクッと身を震わせ睨みつけてくる顔も可愛い。
20分程でやってきた絢は目が据わっていて鬼気迫るものがあった。
「…ホテル行きましょ。」
半場連れ去られるように手を引かれ、あっという間にラブホテルに入った。
何にも迷うことなく自分を欲して欲しかった。
部屋に入るとすぐに初めて絢からキスをされた。
すれ違う度にほのかに感じる香水が、今日は強烈に悠斗の鼻腔を刺激してくる。
どちらが口内を蹂躙しているのかわからないまま、もどかしく服を脱がし合う。
ー今日の下着エロっ!…あぁ、もう余裕ないや。
「絢ちゃっ…んっ!」
絢はズボンとボクサーパンツを下ろすと、はち切れんばかりに勃ちきった悠斗をいきなりくわえてきた。
じゅぶじゅぶと音をたてながら根本から先端に向かって舌が這っている。
指でくるくると敏感な先端をなぞられる。
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