彼に片想い中の女のコが寝ている横で…合宿所で後輩を刻み込まれる一夜

大学のテニスサークルの合宿で、白馬に来てコテージを何部屋か借りている美波達。

今日は最終日の飲み会なのであちらこちらで大騒ぎだ。

飲みすぎたかなぁ

少し火照った体を冷ますように、シャツのボタンを２つ３つ外す。

窓を開けると、ベランダからの夜風が気持ちいい。

下級生達は、ここぞとばかりにお気に入りの先輩に群がっているので、上級生の美波はなんとなく居づらくなって、部屋に戻ってきたのだ。

不意に、トントン、とノックの音がする。

・・？

美波が訝しげにドアの方を見る。

「美波先輩？いないの？」

「・・春樹クン？」

細く美波がドアを開けると、同室の知紗を抱えた後輩の春樹が立っていた。