「……荒巻先生…好きです」
俺の胸に顔を埋める彼女。
「ちょっ…ちょっとタンマ!」
慌てて絵莉を引き剥がす。
その表情は憂いを帯びたような…
まるで俺を誘ってるかのような…
いかんいかん!
「絵莉!俺、年離れてるし!服だってこんなヨレヨレで汚れてるし…」
「構いません!!私、ずっと…先生のことが好きでした…!」
絵莉の迫力になぜか押され気味の俺。
「作品が…ってこと?」
「作品『も』です」
プゥッと頬を膨らませる絵莉の肌を軽く突いて、俺はニッと笑う。
「…後悔すんなよ?」
そう言って、絵莉の舌に自分の舌を絡める。
「はぁっ…んっ…あっ」
首筋を舐めると彼女は更に声を上げた。
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