漫画家とアシスタントの甘あま歳の差エッチ (ページ 6)

「こんな綺麗な顔を隠すの?勿体無いよ。若いんだし、オシャレなんかしてもいいんだぞ。おじさんも今はこんなだけど、昔はそれなりに着飾ってたしさ」

「うっう…」

ポロポロ…

絵莉の目から突然涙が溢れる。

肩が小さく揺れている。

あぁ、俺が描きたい女の子って多分こんなイメージな気がする。

そんな絵莉を見てたら胸が締め付けらるように苦しくなってきた。

どうしたんだ?俺。

おそるおそる、その震える肩をそっと抱きしめた。

ビクッと小さく反応する絵莉。

そのまま頭を撫でながら、すすり泣く彼女の顔を覗き込む。

「み…ないでください…」

「恋愛シーンの参考に見てるだけだよ」

「酷い」

無性に愛しさがこみ上げてきた俺は、絵莉の唇にそっと自分の唇を重ねた。

時間にして、一秒にも満たないぐらいの軽く触れただけのキス。

…俺は中坊か。

そんなツッコミを心の中で入れていると、突然絵莉が俺の首に腕を回して抱きついてきた。

…何だこれ!

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