漫画家とアシスタントの甘あま歳の差エッチ (ページ 3)

「チョコです。疲れてる時は甘いもの。パワーが出ますよ」

「はは!そうだな。いただくよ」

口の中にチョコレートを放り込むと、あっという間にとろけていく。

「んまい」

「よかったです」

メガネの奥の目が細くなり、ニコっと笑顔をこちらに向ける。

でも特別な感情は生まれないんだよな~。

まぁ8個も年下だしな。

「…話、書けそうですか?」

「ん~どうかなぁ。戦闘シーンは得意なんだけど、どうも恋愛シーンは難しくて…」

「戦闘シーンのほうが難しそうですけど?」

「いや、それは楽しいんだよ。ドーン、バーン!おりゃっ!って書いときゃ何とかなるから」

「そんな安易な」

絵莉がくすくすと声を漏らした。

「でも恋愛はもっと女ゴコロ的なやつとか、男の理想とか色々ぶっこまなきゃいけない。そういう繊細な作業がどうもなーー…」

「…私でよければ何でも聞いてください」

絵莉が小さめの声で恥ずかしそうに言った。

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