記念日にはじめてを経験して全てが満たされる幸せな夜 (ページ 4)

お風呂から上がって、息もつかずにベットへ押し倒される。

「入れるよ?」

声と共に、彼の熱く硬くなったモノが私の中に押し入ってくる。

「ッあ、ふ、あ」

少し痛い。

でも、それ以上に幸せだった。

大好きな翔君が、私と繋がってる。

「舞ちゃん、さあ」

彼が嬉しそうな顔をする。

「自分から腰、動かしてる」

そんなことを指摘されて、羞恥でどうにかなりそうになる。

ああ、頭がオーバーヒートしそう。

「すっ、ごいね、こういうこと言われるの好きなの?キツくなってきたよ」

徐々に、彼のピストンが早くなってゆく。

奥を何度も何度も突き上げられて、気持ちよさで何も考えられなくなってくる。

「翔君、ッ、すき、だよっ」

「舞ちゃん、あっ、ぁ、で、でちゃ、う」

頭の中が真っ白だった。

「ねえ舞ちゃん」

はあはあと息を整えながら、彼が私にこう言った。

「結婚、しよっか」

幸せそうな彼の笑顔を見て、私の心も幸いに満ちていた。

「翔君、もう一回、する?」

そんなアフタートークはご愛嬌。

きっと今夜はまだまだ眠れない。

-FIN-

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