女性専用車両に乗っているのに痴漢に遭ってしまい、そのままイカされてしまいました (ページ 2)
「いや、痛い……止めてってば!」
「愛華先輩、そんなに大きな声出したら外の人に聞こえちゃいますよ」
クスクスと百恵ちゃんの笑う声が聞こえる。
「もしかしたら愛華先輩のこと知っている人が来て、トイレでセックスしてる変態だって思われちゃうかも」
「……!」
天使のように可愛らしい声で囁かれる悪魔のような内容に、私は息を呑んだ。
「そうそう、そうやって大人しくしててくださいね」
百恵ちゃんはそう言うと、指を引き抜く。
そして、バッグから何かを取り出す。
彼女の手に握られている物、それはバイブであった。
「えぇ!?」
「ふふ、暴れると怪我しますよ?」
百恵ちゃんはそう言うと、私の中にズブリとバイブを入れた。
「あああ!」
「んもう、静かにしてくださいって言ったのに。愛華先輩ったら、しょうがない人ですね」
唇を尖らせる百恵ちゃんだが、バイブを動かす手は緩めることがない。
(なんで?私、なんで後輩からこんなことされているの!?)
混乱する思考を尻目に、体は徐々に快感を拾うようになっていった。
「あ、ああ……ん、や……んんっ」
「ふふふ、気持ちいいですか?じゃあ、ラストスパートかけますね」
その宣言通り、バイブの動きは一層激しくなり、私はもうここがトイレだとか相手が後輩だとかそんなこと頭から抜け落ちてしまった。
「あ、ダメっ……もう、もう!」
「イクならイクって言ってください。ほら、言って。ほら!」
百恵ちゃんは吐き捨てるように私に命じる。
快楽に侵された私にはそれすらも心地よく、従順に口を開いた。
「イク、イッちゃう……イクぅ!!」
果てた私は、頭が真っ白になって快感を享受した。
バイブを引き抜かれ、座り込む私に百恵ちゃんが耳打ちする。
「明日はもっとすごいことしてあげますよ、愛華先輩」
その言葉に、私は下腹部が疼いたような気がした。
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