落ち込んだ私を慰めてくれる彼との甘いセックス (ページ 4)
「ふ、んっ…っ、ぁぁっ…や、ば…イキ、そ…!」
和也のソレがさらに大きくなった。
今にも射精をしてしまいそうなのか、私の頭を掴み、激しく腰を打ち付けてくる。
喉の最奥にソレが当たり、息苦しさを感じてしまう。
だが愛している男が自分の手でよくなっているかと思うと、気分が高揚してならない。
私は和也の精液を搾り取るように、勢いよく口を窄めて吸い込んだ。
「くっ、ぁあっ、っ、ん――ぁっ、ぁっ、ぁぁ…っぁぁ! はっ、ぁあっ…」
勢いよく放出された白濁色の液体が私の口に注がれる。
むせ返るような量の精液に圧倒されながらも、私はつい飲み込んでしまった。
飲み干せきれなかった少量のソレが口端からこぼれ落ちる。
手の甲で拭いつつ、私は微笑んだ。
「えっへへ…和也の精液、すごく美味しかったよ。でも次は……私のココに入れて欲しいの。明日をきちんと乗り切れるように」
結局は和也の言う通りだった。
私はセックスがしたかった。
和也が欲しかった。
キスひとつで、和也の体を、熱を求めてしまう、性欲にまみれた女なのだ。
「もちろん、入れてあげるよ。俺のコレもまだまだ足りてないからね」
ソファーの上に座り直し、私はフェラをしていただけでより濡れてしまっていた秘部を自分の指で広げた。
愛液に濡れた私のソコは容易く和也を受け入れる。
「痛みはない? 雛乃さん」
優しく体を労わるような声掛けに静かに頷きつつ、小さく息を飲んだ。
「痛みがないようなら……このまま動いちゃうよ。俺も我慢ができそうにないから!」
ソファーに座る私に、覆いかぶさるように体を倒した和也は耳元で囁いた。
肉欲に溺れ、理性を失いつつある恋人の存在を感じると嬉しくて堪らない。
ゆっくりと腰をグラインドされると、私の奥、子宮へと激しく振動が伝わるようだった。
膣壁は彼のソレを逃がさないと言わんばかりに締め上げて、今か今かと射精の瞬間を待ちわびる。
私自身も、膣を打ち付ける和也のモノに導かれるままに腰を動かし、甘い声を漏らし続けた。
「ぁっん、んっ…ぁっ、ぁぁ…んっ、ひっぁっ――ぁぅ」
何度腰を打ち付けられたかはわからない。
確実に絶頂へと導かれ、限界はすぐそこだった。
「イっ、イクぅ…もっ、ぁっ、イっ、イっちゃうよぅ…」
「お、俺も……!」
和也はラストスパートをかけるように、より一層激しく腰を打ち付けた。
もう何も考えられそうもない。
ただ和也に身を委ね、膣が精液でいっぱいになるのを待つばかりだったが、私ももう――イってしまいそうだ。
「中に、出す、からね……っ!」
激しい律動とともに、大きくそそり立ったソレが私の最奥を激しく突く。
呻きを漏らす和也は私の中で果てると、大量の熱い精液が注がれる。
そしてそれに呼応するように、私も達し、互いに短く吐息を漏らしながら、ソファーにもたれかかった。
膣内が和也の精液で満たされ、私は幸せの絶頂に立ったような感覚だった。
彼との濃厚なセックスにやみつきになってしまいそうだ。
きっと明日がどんな一日になろうと乗り越えられる。
例えまた上司に理不尽に叱られても、これなら耐えられるだろう。
「ありがとう、和也。私、今すごく幸せだよ。本当に……ありがとう」
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