遠距離恋愛の彼と電話をしていたら…、彼に電話越しにエッチをしようと誘われて、手が止まらなくなってしまう私…。

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

遠距離恋愛の彼と電話をしていたら…、彼に電話越しにエッチをしようと誘われて、手が止まらなくなってしまう私…。 (ページ 1)

『安奈、今日は何してたの?』

 付き合って半年の彼、誠さんが県外に長期出張に出ることになり、プチ遠距離恋愛が始まってから一カ月。

 週末に帰ってくるにもお金がかかってもったいないからと、私たちは電話でのデートを楽しむようになっていた。

「仕事から帰って、ごはん作ったりして…あとは、誠さんに電話して何を話そうか考えたりしてましたよ」

『そっか』

「はい。誠さんは、今日どうしてました?」

 私から連絡をすることが多かったのに、珍しく今日は誠さんの方から連絡をくれたことが嬉しくて、声が弾んでいるのが自分でもよく分かった。

 そんな風に他愛ない会話をしていると、誠さんがふいにクスクス笑ったりする声をとても近くに感じて、私はドキドキと胸が高鳴る思いがした。

『安奈? どうしたの?』

 不自然に言葉を途切れさせた私に、誠さんが不思議そうに問いかけてくる。

「すみません…、なんだか…ドキドキしてしまって…」

 正直にそう告げれば、誠さんはまたクスクスと笑った。

『…半年経つけど、まだオレにドキドキしてくれるの?』

 電話越しなのに耳元で誠さんの声がすると近くにいるように感じる。高鳴る胸が苦しくて、私は思わずベッドに横になった。

「当たり前です、まだ半年ですよ…?」

『オレもね、安奈としゃべってるとドキドキするし、今、すごい嬉しい』

「…よかった」

 誠さんがそう言うのを聞いて嬉しくなって、胸が苦しいくらいに高鳴る。

『あー、どうして今出張中なんだろう。飛んで行って安奈を抱きたいよ』

「だっ…、だめです、そんな…」

『ダメなの? ねえ、じゃあこのまま、シようか…』

「このまま!?」

 驚く私に、彼はクスクスと笑って、

『電話越しにオナニーするだけ、大丈夫でしょ?』

「だ、だけって…! そんな…!」

『オレ、もう始めてるよ? 安奈の声聞いてたら、すごい勃起しちゃって…。だからさ、安奈も触ってみて』

 誠さんが、私の声に興奮している。恥ずかしかったけれど、嬉しい。

 私も誠さんの手を思い出しながら、身体を触る。

コメント (0)

コメントを書く