模試の回答ミスを指摘されて…放課後の屋上でドSな数学教師からのお仕置き

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模試の回答ミスを指摘されて…放課後の屋上でドSな数学教師からのお仕置き (ページ 1)

「おーい、花っ!」

自分以外誰もいないはずの屋上に、若い男の声が響きわたる。

「先生ぇ!?」

声の聞こえた方を見れば、屋上出入り口の扉前にニッコリと笑う啓介先生がいる。

花は慌てて啓介の元へと駆け寄ると、人差し指を口にあて小さな声でまくし立てる。

「こんな所で、名前呼ばないでよっ!もし誰かに聞こえてたら…」

「花、二人っきりの時は先生じゃない…啓介だろ?」

そう言うと花のおでこにチュッと口付ける。

「可愛い彼女の名前ぐらい、呼ばせろよ」

その言葉に花はポッと頬を赤らめ、隠すようにまた柵の方へとひとり歩き出す。

眼下に目を向ければ、下校する生徒や部活動に打ち込む生徒達がチラホラと見える。

「そ、そんなことより!放課後にこんな所に呼び出して、何の用なの?」

「あぁ、そうだった。お前今回の模試、どれもかなり高得点だったみたいだな?」

「えっ?あぁ、うん!」

今年は受験を控えてるため、毎日遅くまで猛勉強してるかいがあり、今回は自分でもかなり満足のいく結果をだせた。

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