紳士な男性と旅行先での甘い夜~スウィートホテルでじらされ続ける夜~

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紳士な男性と旅行先での甘い夜~スウィートホテルでじらされ続ける夜~ (ページ 1)

私は今日、ハワイへ向けて飛び立つ。

会社から1週間の休暇をなんとか手に入れ、大きなキャリーケースに服や化粧品を詰め込み、ひとり飛行機に乗った。

最近ひとり旅にはまっていて、国内のいろんなところに行っていた。

そんな中、今回は初めての海外へのひとり旅である。

飛行機の席は窓側を予約していた。

今回は奮発してビジネスクラスを予約したので、ゆっくりと空の旅を楽しめそうだ。

隣の席にはどんな人が座るんだろう。

そんなことを気にしながらイヤホンを出したりしていると、前方からスーツをかっこよく着こなした、紳士風な白人の男性が歩いてきた。

素敵な人だなと眺めていると、彼は私の隣の席に荷物を置いた。

どうやらこの素敵な男性が今回の旅のお隣さんらしい。

ほころぶ顔を外に向け、旅立ちにぴったりな快晴な空を見上げながらぼーっとしていると、いつの間にか眠りについていたらしい。

目を覚ますと、機内サービスが回ってきているところだった。

ちょうどいいタイミングで目が覚めたと思ったのだが、そこでふと思い出した。

今私の腰にはきちんとシートベルトがしめられているのだが、自分で着用した記憶はない。

私が不思議そうにしていると、隣から声をかけられた。

どうやら私がシートベルトをしないまま寝てしまっていたので、親切心でしてくれたらしい。

「センキュー」

恥ずかしさと申し訳なさを感じながらもなんとか笑顔を作り、彼にお礼を伝えた。

「旅行、ですか?」

そう、彼は更に続けてきた。

私は緊張しながらも、簡単な英語や日本語を交えて彼との会話を楽しんだ。

彼はチャーリーといって、仕事でハワイへ行くところらしい。

仕事で日本にもよく来るらしく、それで日本語を同僚に教えてもらって少し話せるようになったとのこと。

ハワイにもよく行くらしく、美味しいお店なんかも教えてもらった。

話しているうちに、どうやら彼の泊まるホテルと私の泊まるホテルが近いということが分かった。

失礼じゃないかなとも思いつつ、どこのホテルか尋ねると、私が一番泊まりたかったホテルだった。

思わず興奮してそのことを伝えると、なら遊びにおいでと彼は言った。

その場のノリで承諾してしまった私は、2日目の夕方遊びに行くことになった。

ハワイに着くと、近くだからとチャーリーがホテルまでタクシーで送ってくれた。もちろん支払いは彼持ち。

そんな素敵な出会いから始まったハワイ旅行を楽しんでいると、あっという間に2日目の夕方になり、彼のホテルに来た。

彼は既にロビーのソファで待っていてくれ、私を見つけると笑顔で迎えてくれた。

近くに美味しいお店があるからと彼にご飯に連れてってもらい、お部屋にお邪魔するころにはもうすっかり夜になっていた。

ドキドキしながら彼の部屋に入ると、そこはスイートルームらしく広々としたお部屋で、夜景がキレイに見える。

すごいとはしゃぎまわる私をチャーリーは笑顔で見ていた。

「さち、飲まない?」

彼に呼ばれ振り返ると、シャンパンをグラスについでくれていた。

お礼を言って受け取り、ルームサービスで頼んでくれたチーズや生ハムなどをつまみながら飲んだ。

最後のチーズを手にソファにもたれかかると、彼が腰に手を回してきた。

私は少し驚いたが、何も言わず受け入れた。

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