旅行先で意気投合した優しく紳士な男性と甘くとろける夢の一夜
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旅行先で意気投合した優しく紳士な男性と甘くとろける夢の一夜 (ページ 1)
「あー楽しかった!ありがとうございました、佐伯さん!京料理までごちそうになっちゃって。」
ひとり旅が趣味な日菜子は、電車内で話しかけてきた佐伯と意気投合し、京都での行動を供にしていた。
東京から出張帰りの佐伯は京都が地元だと言う。
おすすめスポットを巡り楽しい時間を過ごした。
外に出た日菜子と佐伯は、京料理屋で飲んだ美酒で頬を赤らめていた。
「日菜子さん、ホテルまで送るよ。」
佐伯はタクシーを止め、ふたりで乗り込んだ。
☆☆☆
あらかじめホテルに送っていた荷物を受け取り、チェックインした日菜子は、佐伯とホテルのロビーでバイバイした。
部屋に入った日菜子は物足りなさを感じていた。
(もうちょっと佐伯さんと一緒にいたかったな。でも出張帰りだからお疲れだろうし。)
コンコン。
日菜子の部屋にドアを叩く音が響く。
そっとドアスコープを覗くと佐伯であった。
ドキッとする日菜子。
ふーっと一息吐いてからそっとドアを開けた。
「どうしたの?佐伯さん。」
「いや…なんか物足りないなって思って…もっと一緒にいたいなって思ってしまって。」
日菜子の胸に更なる衝撃が走った。
その衝動を抑えながら、平常心を保つ努力をし、佐伯を部屋に招き入れた。
「本当は…私もなの。佐伯さんともうちょっと一緒にいたかったなって。」
佐伯が後ろから日菜子を抱きしめてきた。
「日菜子さん…かわいいなって思った。」
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