社交辞令にも嫉妬する彼に媚薬を飲むように強要されて為す術もなくイかされ続ける

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社交辞令にも嫉妬する彼に媚薬を飲むように強要されて為す術もなくイかされ続ける (ページ 1)

「雅さん、じゃあまたご飯行きましょうね」

メール画面を開けた途端にこんな文章が目に飛び込んできた。

ただの社交辞令のようなメール。

だけど、こんな文章を涼に見られたらどうなるか…。

私は知っているから、見られる前に…と、サッとメール画面を閉じた。

その瞬間に後ろから声が聞こえてドキッとする。

「雅ちゃん?ソイツ、誰?なんですぐに消したの?」

ぎゅっと後ろから抱きしめられて、囁かれるその声は決して優しいものではなくて。

嫉妬と憎悪を帯びた、そんな低い声だった。

「あ、え、…その、取引先の….」

「ふーん….雅ちゃんはただの取引先の人にデート誘われちゃうんだ….モテモテだね、そして、それを僕に隠すんだね」

「デートだなんて…そんなんじゃない、よ…」

後ろにいる涼が今どんな顔をしているのか。

振り返りたくても、腕の力が強くて、私は動くことが出来ない。

「雅ちゃんはさ、誰のモノなのかな?」

涼が私のことをちゃん付けで呼ぶ時は、なんだか、怖い。

「ちゃんと解ってる?解ってないみたいだから今日はしっかり解らせてあげるよ。ほら、これ飲んで」

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