(ーーーっ!!)
突然のことに私は声が出なかった。
というか、正確には声を出せなかったのだ。
痴漢はそのままゆっくりとお尻を撫で回し始めた。
声を出して助けを求めたかったが、私は下着丸出し状態。
騒ぎになればこの姿を周りのみんなに見られるのだ。
(そんなの恥ずかしい…。)
私は痴漢の手を払ってスカートを必死に下げた。
それでも痴漢も負けじとスカートを上げてくる。
(ど…、どうしよう…。)
そのうち痴漢の手つきが変わった。
私の足の間に手を入れてきたのだ。
(だめっ!)
私は咄嗟に足を閉じたが、それが逆に失敗だった。
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