【彼目線】飲み会から帰宅した彼女に翻弄される。無口な彼だけど心の内では彼女を溺愛しているのです。 (ページ 3)

「ジョーダン。早く寝ろ、酔っ払い」

煙草の煙を吐き出して、反応し始めた自分をおさめた。

そんな俺を菜奈が恨めしそうに見つめた。

煙草を消してから、菜奈の横に入ろうとしてベッドに腰掛けた時、菜奈がむくりと起き上がり、おもむろにベッドから降りた。

行動が読めず、じっと菜奈を見ていると、俺の足の間に跪いてスウェットの上からさっき鎮めた所に口づけた。

やっとおさめた高ぶりも、そんな事されては瞬時に反応する。

菜奈が反応し始めた俺のをスウェットの上から優しく撫でると、吸い付くようにピクリと首をもたげた。

こういう事は今までもあったけれど、ここまで積極的にしようとする菜奈は初めてだ。

「・・酒まわるからやめとけ。寝た方がいい。」

なけなしの良心で突っぱねたのに、菜奈はふるふると頭を振って拒否した。

「・・なめたい。だめ?」

駄目なわけない。

あ、だめだ。俺って最低。

一瞬ためらった瞬間に、菜奈はスウェットに手をかけおろした。

外気にさらされて、改めて自分の熱を感じる。

菜奈が俺のを両手で包むように持って、口に含んだ。

「・・っ」

菜奈の口の中が異様に熱くて、俺のがそこに飲み込まれていく様にひどく興奮する。

俺の足の間に跪く菜奈の顔を間接照明が微かに照らして影をつくる。

恥ずかしそうに目を伏せているけれど、時折見せる目つきはとろけていて煽られるように俺のが、どんどん存在感を増していった。

「・・菜奈」

呼びかけると、俺のを口から離して熱っぽい瞳で見上げた。

「くわえて。そのまま。」

俺の言った意味が分からなかったように、きょとんとした顔で固まった。

俺を見ながらやって、と付け加えるとカッと耳まで真っ赤になった。

「・・ん。いいよ。」

俺を見上げたまま、重量と質感を増すモノを菜奈が恥ずかしそうに根元まで深くくわえる。

思わず目を細めて溜め息が出た。

たどたどしいながらも一生懸命さは十分に伝わる菜奈の舌遣いと、俺しか知らない普段は絶対しないとろける瞳。

菜奈の髪を撫でると、俺の手にすり寄ってきた。

すげぇ破壊力。

「・・大輔、どうして欲しいか教えて・・。大輔に気持ち良くなってほしいよ。・・でも私、あんまり上手くないし教えて欲しい。」

マジで、俺を殺す気なの。菜奈ちゃん。

「・・音、たてて吸って。キツくないところで良いから奥までくわえて」

罪悪感しかねーってついさっきの俺は思ってたはずなのに、菜奈のだだ漏れの色気に簡単にほだされてホント情けない。

「ん。」

菜奈が言われた通り、じゅっと音を立てて吸って、喉の奥に俺のがあたるように飲み込むと、少し辛そうに顔を歪めた。

その顔を見て、やっと正気に戻った。

何やらせてんだ、俺。

正気じゃないのに。

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