危険な噂が絶えない幼なじみの家で…理不尽な未来を前に過ごす幸せな今 (ページ 4)
「ひやぁあああんっ」
今まで知らなかった感覚が、身体の中を這いまわっていく。
それは、本当に気持ちよくて、熱く、私の理性を痺れさせる。
彼の尖った舌はそれだけでは終わらずに、私の泉の中に入ってきてかき乱していく。
気持ちよくて、でもそれだけじゃとてもじゃないけど足りなくて、
「潤、潤が欲しいの」
考える前に唇が動く。
「俺も、花凜が欲しい」
聞きたかった言葉が耳に出来て良かったと思った瞬間には、すっかり熱く硬くなった彼のモノが私の濡れそぼった泉に入っていった。
「きっつ――っ」
潤が低くそう言うが、狭い空間を圧迫された私の方は、耐え切れず悲鳴をあげる。
「いたぁあ……っ」
ぎゅうと、潤が私の頭を抱き寄せ、子供を宥めるように優しく撫でた。
「まだ、半分も入ってないけど?」
「や、無理無理無理」
「悪いけど、俺もここでやめるなんて、無理」
めりめりと、身体を引き裂かんばかりに楔を打たれた。
気持ちいいより先に痛みが走る。
ぽろぽろと涙が零れた。
「忘れるなよ――俺も、忘れないから」
甘い響きを帯びた低い声がそう言って、ぺろりと熱い舌が私の涙を舐めとった。
それに意識をとられたほんの一瞬の間に、どん、と、最奥まで彼のモノが挿入された。
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