私のカレはイケメン俳優。久しぶりの逢瀬で燃え上がるふたり…
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私のカレはイケメン俳優。久しぶりの逢瀬で燃え上がるふたり… (ページ 1)
咲はホテルの一室にいた。
コンコン、
扉がノックされる。
小走りで扉をあけた先には、待ちに待った彼がいた。
学生時代から付き合っている勝也
今となっては売れっ子俳優としてテレビにも頻繁に出ている芸能人だ。
しかし、咲には関係なかった。
「勝也!」
咲が向けた笑顔にたまらなくなり、勝也は激しく咲きを抱きしめた。
頭一個以上の身長差ゆえ、勝也はいつも不自由そうに咲を抱きしめる。
咲は勝也の硬い胸板に押し付けられていたが、咲は勝也の匂いがたまらなく好きだった。
「ごめんな、いつもこっそりしか会えなくて。 」
「ほんと、芸能人なんかになるからだよ!」
そう責めはするものの、さっきより強く勝也の背中にしがみついた。
「ね、ちゅーして?」
「えー、わたしから?」
この日は珍しく勝也がキスをねだってきた。
咲が勝也の頬に優しくキスをする。
「そこじゃないでしょ!」
そう言って唇に噛み付くような激しいキスをした。
「う、ん…はあ、」
咲の息苦しそうな吐息が漏れると、愛おしそうに口を離し、
勝也ははひょいと咲を、お姫様だっこし、ベットまで連れていく。
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