素直で可愛らしい反応に、今まで気付かなかった自分の中の嗜虐心が掻き立てられて… (ページ 4)
「リコさんも脱いで」
染みができた下着を奪われる羞恥より、待ち受ける快感への期待の方が上回る。
「俺と同じくらい、びしょびしょですね」
びしょ濡れの恥花を指でなぞりながら、カイさんが熱っぽく囁いた。
膝立ちになると愛蜜が太ももまで流れる。
「そこに挿れたいんでしょう」
主導権を握られないように囁き返す。
カイさんが色っぽく溜息を吐いた。
「ガチガチになってるこれ、挿れたくて仕方ないんでしょう?」
そっと分身を撫でて聞くと、カイさんは小さく頷いた。
「挿れたいです…」
「ちゃんとお願いできたら、考えてあげる」
私はいざという時のためのゴムを、施術服の内ポケットから出した。
カイさんがそれを見て、ごくりとツバを飲む。
「お願いします…リコさんのいやらしい場所に、俺のを挿れさせてくださいっ」
「よく言えました」
私はカイさんを押し倒し、ピンク色のゴムを分身に被せた。
騎乗位の体勢で、分身を自分の内側に導く。
「ああっ…」
「ぁ…はぁ…」
一気に押し込んだ瞬間、二人の悲鳴が重なった。
「リコさんっ…ぁ…気持ちいい…」
「私も…気持ちいいっ!」
大きく腰を上下させて、私は快感を貪った。
カイさんが控えめな嬌声を上げる度に、恥花の内壁がきゅんと締まる。
「もっと、突いてぇ」
「はい…う…ぁ」
私の言葉に必死で従うカイさんを見下ろしていると、今までに感じたことのない快感が湧き上がった。
「リコさん…俺、もう、出そうです…」
「だめ。私がイくまで我慢しなさい」
カイさんが素直に射精を堪える。
泣きそうな顔が色っぽい。
「はぁ、あ、あんッ…いくぅ!!」
私が絶頂を迎えても、カイさんは懸命にイくのを我慢している。
「ん…イきたい…?」
「っう…ぁぁ…お願いします…イかせてください」
「だめって言ったら?」
「お願いします!もう限界ですっ」
返事をする代わりに、私は思い切り腰をグラインドさせた。
ぐちゅぐちゅという音が部屋にこだまする。
「くっ…!リコさん…!」
「いっぱい出して…はぁ…」
「ぁあ…出ます…出るっ…うっ!!」
「私も、また…イっちゃう…!」
がくがくと震えて果てるカイさんの上で、私も再び昇り詰めた。
「こういうの、カイさんが初めてですからね」
カイさんの体を拭きながら告げた私に、カイさんがびっくりした顔になる。
「カイさんは特別です」
アロマの香りの中、秘密のキスを交わす。
「次は出張サービスを使ってください」
「でも、この店に出張サービスはない… あ…」
私の言葉の意味を理解したカイさんが、照れ笑いを咲かせた。
この顔が見られるなら、これからもいやらしく癒してあげよう。
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