私なんて…頑なだった私を見つめてくれた後輩くんと深夜のオフィスで (ページ 3)
「柔らかくて、気持ちいい」
彼が器用に服の中でホックを弾き、私の胸をブラウスの中で弄ぶ。
「こんな小さい胸なのに……?」
「手のひらに閉じ込められるサイズなんて、俺の理想そのものですよ」
時折、胸の先を掠める指がびっくりするような快感を生み、私は知らぬ間にはしたない声を上げていた。
「リコさん、こういう時の声ってすごい可愛いんですね」
「……知ら、ない」
「こっち触ったら、もっと可愛い声、出ちゃうのかな」
普段はキーボードを叩いている指が、地味なスカートに隠された秘密の場所をそっと撫でる。
「ひ、ぁ、あっ……」
私は抵抗するどころか、物欲しげに脚を開いてしまった。
「もう、下着まで染みてきてますよ。俺で感じてくれてたんだ」
心底うれしそうに笑いながら、彼が指を下着の中に侵入させる。溢れた蜜をまとった人差し指が、ゆるゆると秘芯を刺激した。たまに自分で触る時とは比べものにならない気持ちよさに、体の奥が悦ぶのが分かる。
「なか、触ります」
律儀に断ってから、彼が蜜花に人差し指を挿した。
「ぁんん…ふぅ……」
「結構、狭いですね。今日は指だけにしときましょうか」
探るように指を動かしながら、彼が優しく微笑んだ。
「え、でも、カイ君の……」
私は思わずスラックスの盛り上がっているところを見た。
「これは、トイレでどうにかしてきます」
決まり悪そうな彼の横顔に、胸がきゅっと締め付けられる。
「そんなの、ダメだよ……」
「でも、リコさんが気持ちよくないの、俺、嫌ですから」
「たぶん、大丈夫、だと思う」
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