いとことの恋の成就のために無理やりセックスに持ち込んだところ…
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いとことの恋の成就のために無理やりセックスに持ち込んだところ… (ページ 1)
私はいとこに恋をしている。
他の誰でもない。
6つ年上で、実の兄のように私の成長を見守ってくれていた彼が好きなんだ。
「充君、ちょっといい? 話したいことがあるんだけど」
久しぶりに母の実家である彼の家に来た今日、私はひとり覚悟を決めていた。
普段は履かないような短めのスカートと胸元が大きく開いたカットソーを身にまとい、今日こそは充君の身も心も手に入れたかったから。
「話したいこと? いいぜ、入れよ」
足を踏み入れた彼の部屋は、昔よりも小物の数が減っていてシンプルな家具で統一されていた。
壁にはコルクボードが提げてあり、学生時代の物らしい写真が丁寧に飾られている。
その中に私と一緒に撮影をした写真は一枚もないのに、彼女なのかは分からないが、女の子と写っている写真は目立っていた。
「充君って、意外とモテるんだね。一緒に写ってるのは彼女さん?」
「ただのクラスメイトだった子だよ。つか、意外ってなんだよ…」
私の言葉に振り返った充君は目を丸くしていた。
戸惑い、言い淀んでいるようにも見える彼の視線は、私の頭から足先にかけて繰り返し上下している。
「雫、お前どうしたんだよ、そんな格好して。いつもはもっと地味っていうかさ、あんまり露出とかしてなかったろ?」
「今日は特別なの。充君に伝えたいことがあってさ」
藍色の回転椅子に座る充君へと歩み寄る。
一歩を踏み出す度に感情が高ぶり、今すぐにでも彼をこの手にしたくなってしまうが、まだ堪えなくちゃいけない。
「ねぇ、充君」
彼の身体に訴えかけるように、甘い声色で誘うんだ。
二階の外れにあるこの部屋でなら、着実に充君をその気にさせられる。
「私はもう子供なんかじゃない。充君を喜ばせる方法を知ってるんだよ!」
「お、おい! 雫!? お前、急に何を言い出して…」
「充君、セックスしようよ」
でも充君が私を求めてくれるまでは──。
触らせたりなんかしない。
充君の正面に立ち、胸元のボタンを外していく。
写真に写る女の子たちよりも大きく成長をした胸をさらし、充君の瞳を奪うんだ。
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