ずっと好きだった、幼馴染みのような存在…二人の夜は緩やかに (ページ 5)

キスをしながらゆっくり腰を動かす。

慶太のが大きくて、すぐに限界になりそう。

あぁ、気持ちいい……。

好きな人との繋がりは心までも満たす。

律動するたび、慶太の睾丸が私のお尻に、ソフトにタプタプとリズムよく触れる。

慶太の筋肉質な肌とは違うその柔らかい感触にますます欲情する。

ゾクゾクしながら、あまりの気持ちよさに意識がどこかへ行きそうになる。

静かな部屋に、二人の余裕のない息遣いとキスの音。

あっという間に一緒に果てた。

危険日だけど、慶太の全てが欲しくなった。

「慶太、そのままがいい」

「えっ、明里……」

慶太は予想外の私の言葉に驚いた顔をする。

結婚しても、まだまだ仕事は続けたいと付き合う前から理想を語っていた。

でも……慶太との赤ちゃんだったら……欲しい……。

見下ろしている表情は艶っぽくて、瞳は獲物を狙う獣のように雄々しい。

見惚れてしまう。

「……いいのか？」

私は、両腕を広げ慶太を欲しがる仕草をする。

相変わらず大きく、そそり立つ慶太を私はすんなりと受け入れた。

胸の頂きを責められ声が出そうになるのを我慢する。

「声……我慢すんなよ。　俺に全部聞かせろ」

耳元で聞こえる、低くねだる声。

「ごめん、ガツガツしてて引くかもしんねぇけど……もう無理。めちゃくちゃにしたい」

腰をグッと掴まれ、抱き起こされる。

密着度が高まり、湿度の高い肌が熱く私を痺れさせる。

更に奥まで慶太の先が何度も当たる。

「ん、あっ。……あ、ん、あん！慶太好き！　好き！　大好きぃ！」

「明里っ！　俺もっ！　っ、よすぎだろっ！……っ抱きつぶす！」

噛むようにキスを求め合い、慶太の腰が更に激しく突いてくる。

クリが慶太の根元に擦れる。

ヤバイ！

「慶太、あっ！　いやっ、あん！」

「明里、っ！　もう、――っ！」

ぎゅぅぅぅっ！　とゴツゴツした腕に甘い拘束をされながら、一緒に果てた。

慶太の温かい液体が奥に注がれる。

すぐに慶太は何度か腰を突く。

私はイッたばかりなのに更に刺激を与えられ、痺れと快感に、慶太の背中に指を食い込ませる。

「あぁぁん」

甘い痺れに体を震わせ、弱々しく掠れた声が漏れる。

私達は、深く……契った。

「慶太、もし赤ちゃんできたらどうするの？」

「ん？　幸せにする」

即答。

愚問だったかと、嬉しくなる。

「うふふ……今よりもっと？」

「ったり前だ」

即答。

ギュッと抱きしめられ、耳元で慶太が甘く囁く。

「結婚しよう」

「うん。」