突然襲い掛かってきた快楽に震える。いつまでもつづく暗い道で…… (ページ 3)

「もういいね」

高遠は短く言うと、ズボンのジッパーを開け自身のものを取り出した。美和のスカートを腰までたくし上げると、美和の片足を抱え上げて下着の間からずぶりと挿入した。

「きゃああん！」

いきなりの突き上げに美和はたまらず高遠の首にすがりつく。その姿勢は高遠が美和をせめるために最適な角度だった。

高遠が腰を動かすたびにずちゅっずちゅっと隠微な水音が響く。美和の背に快感が走り、高遠の首筋に顔を埋めて喘ぐことしかできない。

「はあっ、あん!あっ、あぅ、あん、あん……」

突き上げられるたびに体の奥がじんじんと痺れる。

美和が抵抗できないことを確認した高遠は服の上から美和の胸を優しく揉んだ。布越しのもどかしい感覚。もっともっと強く揉んでほしい。

その願いが聞こえたかのように高遠は服を捲り上げブラをずり上げて美和の素肌に触れた。熱い手に包まれた乳房は形が変わるほど強く揉みこまれる。

「ああん、もっと、もっとしてぇ！」

美和のはしたないおねだりを聞いた高遠は、にやりと笑った。

ずんずんと突き上げながら、美和の乳房の先、赤く熟れた小さな実をつまみ、くりくりと転がす。

「あんっ！あんっ！いい、イクっ！イっちゃうぅ！」

下からも上からも快感を与えられて、たまらず美和は叫んだ。身体が痙攣してがくがくと震える。

「ひゃぁん！ああっ、ああん！」

美和がイっても高遠は腰の動きを止めない。じゅぶじゅぶという音を立てながら美和の腰に腰をぶつける。

「もう、もうだめ……、ああああっ！おかしくなる、きもちいい！」

「自分ばっかり気持ち良くなってたらだめだよ。俺ともっと気持ち良くなろうよ」

朝寝坊したのが今日の一番の間違いだったのだ。そして今日の二番目の間違いは。

「うん、高遠くん。もっとして……」

気持ち良さに負けてしまったこと。

高遠は美和の両腿を下からすくいあげるように抱き上げる。両足を広く開かされて抱え上げられると、今までよりももっと深いところに突き刺さり、美和は背をのけぞらせた。

「ああああっ！いい！いいのぉ！」

高遠は美和の身体を上下に揺さぶり、同時に下から突き上げる。

「ああ！だめ！おしっこ漏れちゃう！」

突然の感覚に美和が叫ぶが高遠はそのまま動き続ける。

「だめ！高遠くん下ろして！漏れちゃうぅ！」

プシャアッと水音がして、美和の秘所から透明な液体が飛び出した。

「いやぁ……、いや」

「潮吹きだよ。お漏らしじゃない」

高遠は優しく美和に口づける。そのまま突き上げを深くして小刻みな揺れに変えていく。まるでマッサージ器を大切なところに当てられているかのような強い快感が走る。

「ひあん！あっ、もうだめえ。またイっちゃう！」

美和の秘所からはとめどなく潮が吹きだし、高遠が出し入れするたびぐちゅんぐちゅんといやらしい音がする。

その音にも美和は反応して一気に高みに駆け上った。

「イク、イっちゃう！」

美和が何度イっても高遠のものは硬さを変えず、いつまでも美和の秘所をえぐりつづけた。

「……おかしく……なっちゃうよぉ……」

うつろな瞳で美和は呟いた。